4月30日〜5月2日・・北穂へ

  ゴールデンウイークの親子旅は・・ご近所の葬儀のため・・1日先送りになってしまいました。

  
  以下は・・K太の父からの山行報告です^^

 
29日の葬儀が終わってすぐに出発。
 
30日早朝に昨年隣のテントだった千葉県の方(ソロ)と沢渡で合流してタクシーで上高地入山。
 横尾までは全く残雪も無く、暑かったので横尾で缶ビール1本を3人で回し飲み。ウメェ〜!!
 一人1本飲みたかったけど本谷橋からの登りに備えてセーブしました。

 今年は雪が少なくて本谷橋から涸沢までは基本的に夏道ルートでした。
 (天気が良くて暑かったぁ)
 涸沢到着と同時に天気が崩れてきたし、翌日は荒れ模様の予報なのでテント周囲に立派な雪壁を作ってテント設営。


 
1日は千葉の方は仕事の都合で下山予定。
 私とK太は奥穂ピストン予定でしたが吹雪と山荘から上は雲の中で強風も予想されたので早々と停滞決定。
 
 そんな中、無理して登った方達が滑落やら行動不能で救助要請していたみたいですが悪天でヘリは飛べず、
 救助に向かおうにも視界が悪くて出動できずみたいでした。
 私とK太は涸沢ヒュッテと涸沢小屋を“はしご酒”したりヒュッテの談話室でくつろいでいました。
 ヒュッテでは知り合いの静岡のパーティーが下山準備しているところにバッタリ。
 どうにかすれ違いにならず会う事ができました。
 一日中吹雪と強風。
 雹に近い霰が真横に吹き降りしてました。
 その夜もずっと吹雪で翌日の北穂大丈夫かな?と心配でした。

 
2日4時起床したら吹雪は止んで青空の気配。
 5時に出発して北穂へ!
 でも昨夜の積雪が30センチ程で新雪をかきわけて下のアイスバーンにアイゼンを蹴り込まないとヤバイ状態でした。
 もちろん表層雪崩の可能性も有るので神経使いましたよ。
 
 松涛岩から北穂頂上までは昨年は雪が無かったのでアイゼンを外して丸太と岩の上を歩いたので今年も同様かと思いきや・・・
 しっかり雪が付いてガチガチの氷でした。
 昨夜の雪は全く付いていなくてアイスバーンむき出し状態。

 頂上や小屋からの眺望は大満足。
 昨夜の雪が岩肌と黄砂を隠してくれて絶景でした。
 (いつもなら缶ビールが3本くらい空くのですが、この後上高地までの長丁場が控えているので今年は1本で我慢しました。)
 もっと居たかったけど釜トンネルの門限が有るので早々に下山。
 下りは二人ともナンバ(ホームセンター)で買った作業用カッパのズボンを着用してシリセードで一気に滑り降りました。
 (涸沢小屋まで30分くらいだったかと・・・)

 天気が良いので撮影用に生泡1杯を二人で飲んで、テント撤収。
 12時に下山開始して上高地が17時30分だったかと思います。
 入山日には蕾だったニリンソウが満開になっていましたよ。

 何とかバスの最終便に間に合いましたが、北穂ピストンして上高地まではしんどかったトです。
 やっぱり最終日は徳沢1泊が必要ですね。

 車に帰って入浴して北陸道〜舞鶴道経由で鳥取のK太の秘密基地到着がAM4時過ぎ。
 K太を降ろして私は一人で帰宅しましたとさ。





















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