遊ちゃんのカメラアングル

  8月13日・・槍沢から槍ヶ岳へ

  いよい槍ヶ岳登頂を目指し歩きます。槍沢ロッヂを発ったのは6時前でした。

  二日目・・・槍沢ロッヂ(1820m)〜〜槍ヶ岳山荘(4時間20分)〜〜槍ヶ岳頂上往復(1時間)・・・合計5時間20分
         (私のタイムスケジュール・・
6時間50分

  ババ平(キャンプ場)(6:50)まで約1時間・・休憩(合羽を脱ぐ)

  天狗平(9:00)まで約3時間かけて登り・・ユックリと休憩オヤツタイムをとる・・ここでは晴れてきて(9時頃)・・
  私はザックから日焼け止めクリームを出して塗りました。

  また、そこから1時間半くらい登った所が播隆窟(10:30)・・槍ヶ岳開山の祖・・播隆上人を偲ぶ・・播隆窟は意外にも
  中が広い洞窟でありました。(またまたオヤツタイム)

  後は2時間くらいかけてユックリ休まず歩く。(花などの撮影タイムが休憩タイムになる^^)

  播隆は登山について次のように教えている
 
  ・山はゆっくりと歩かねばならない。
  ・ゆっくりといき苦しくない程度に歩かねばならない。
  ・ひどく汗をかくような歩き方はいけない。
  ・いそいで歩き、いそいで休み、又いそぐのはいけない。
  ・又なるべく休まないほうがいい。休むのは半刻に一度くらいがいい、途中であまり水を
   飲んではいけない。
  ・岩登りに当たっては岩を恐がってはいけない。
  ・岩をなめてはいけない。
  ・岩に抱きついてはいけない。
  ・岩を突き放すようなつもりで登るのが丁度いい。
  ・岩をしょまんで登れ。

  途中・・槍の肩までの案内が岩に書き込まれている・・槍の肩へは1500m地点くらいからあったように記憶している
  が・・私にとって、この標が大変有効であった。 次ぎのカキコミ地点がとても早く感じられた^^v

  6時間半近くかかってやっと槍の肩まで上がり・・槍ヶ岳山荘で温かい昼食を摂る。 
  昼食後は早めに・・槍ヶ岳山頂に上がる。 ここからはザック無しでカメラだけ持って・・・
  はしご場、クサリ場を無事通過し山頂へ・・・ついに
『3180m』に立つことができた。

  皆さんとは2時過ぎに別れ一人になった。 山荘でコーヒータイム(焼きたてパンも食べてみたいが・・少し後にする)
  夕刻には思いがけない
ブロッケン現象を体験! 
  感激し・・何度もカメラに納める。(浮かんでは消え・・消えてはまた浮かび・・・)

  そして・・ついにはガスも晴れ・・・槍の山頂にも陽がさしてきた。 ガスの流れる様は身近に自然を感じさせ感動!!

  PM5時には夕食・・8時半には消灯。 二日目の終わりでした(明日の天気は・・?・・ご来光は?・・・) 
 
  おやすみなさい。。。


槍ヶ岳山頂から望む槍ヶ岳山荘(13:31)



1・・ノリウツギ 2・・ヒメシャジン 3・・槍見岩(槍はガスの彼方)
(6:05)
4・・ハクサンフウロ 5・・ウラジロナナカマド 6・・雪渓を行くOさん親子(8:02)

雪渓を行く(7:59)


7・・大喰岳、中岳が見えるでしょうか^^ 8・・槍沢大曲辺り付近(8:08) 9・・天狗平(9:04)
10・・ハクサンイチゲ 11・・チングルマの実 12・・タカネシオガマ

ゴゼンタチバナ(Nさん撮影)

ガス湧く槍沢


槍ヶ岳開山の祖・・播隆上人について
http://www.mcci.or.jp/www/yarigatake/ban.htm

播隆上人と槍ヶ岳との出会い

 前人未踏の3,180メートルの高峰―――。僧・播隆が初めて槍ヶ岳を望見したのは、文政6年(1823)6月のことと思われる。  
 飛騨山脈の霊峰・笠ヶ岳登山を試みた彼は、群山を圧してひときわ高くそびえる頂を眺め、その霊感に打たれ
 魅せられたのであろう。
 天明6年、越中に生まれた播隆は、生涯のほとんどを一介の苦行僧として過ごした。
 混濁の世俗を捨て仏門に入ったはずの彼だが見たものは、やはり俗会同様のみにくい風潮がみなぎる宗門の内情であった。 
 深山霊谷での修行に入った播隆は、やがて槍ヶ岳開山の悲願を抱くに至る。
 天を突き刺すよう鋭峰の頂きに、清浄静寂な極楽浄土への道を発見したからにほかならなかった。
13・・播隆窟(10:38) 14・・播隆窟にて 15・・シナノキンバイ
16・・アオノツガザクラ 17・・イワツメクサ 18・・ガス湧く槍沢(11:14)

※イワツメクサの花弁は・・5枚であるが・・10枚あるように見えるのは・・一枚の花弁が深く裂けているためである


ウサギギク・イワツメグサ



19・・チングルマの実 20・・槍の肩まで800m(11:29) 21・・殺生分岐(11:30)
22・・ハクサンボウフウとタカネシオガマ 23・・分岐(12:19) 24・・槍のテラスに到着!(12:23)

ブロッケン現象(16:33)


25・・イワベンケイは終わりでした 26・・はしご場を登る(Nさん撮影) 27・・はしご場を登る(Oさん撮影)
28・・槍ポーズ(13:22) 29・・祠脇より 30・・ツーショットで槍ポーズ


槍ヶ岳(16:33)



31・・山頂にて 32・・1380m(13:27) 33・・山頂の祠
34・・はしご場を登る人 35・・山頂から 35・・山頂から

  今日のコース記録

  槍沢ロッヂ
(1820m)発(5:50)〜〜ババ平(6:50)休憩〜〜大曲(8:00)〜〜天狗平((9:00)休憩〜〜
  
  播隆窟(10:30)
休憩〜〜槍ヶ岳山荘着(12:20)〜〜宿泊申込み、山荘で昼食〜〜山頂へ向かう(13:00)〜〜
 
  初登頂
(3180m)(13:20)〜〜槍ヶ岳山荘へ下りる(14:00)・・・山荘泊

           ※山頂まで同行していただいた方々は・・南岳へ向かう(14:10〜)


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